体外衝撃波治療
衝撃波を患部に照射する整形外科では新しい治療法です。
足底腱膜炎、肩石灰性腱炎、肘外側上顆炎(テニス肘)、アキレス腱炎などの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。
筋・腱付着部障害に対する衝撃波療法の作用機序は病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚とすることにあります。また、衝撃波が局所的に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。
副作用は基本的にありませんが、以下の症状が起こる可能性があります。
・腫れ、発赤、内出血、治療中及び治療後の痛み
以上の症状も、いずれも数時間から数日で回復します。
治療回数・治療間隔
治療回数 | 1クール3~10回の治療を行います。病状や患者様のご要望などにより異なる場合があります。 |
治療間隔 | 1-2週間程度あけて、治療を行います。 病状により異なる場合があります。 |
医師が診察、適応、効果を判断して治療を開始します。